ジョブ・カード作成のポイント解説

ここでは、ジョブ・カードの各様式の書き方について説明します。様式ごとに作成のポイントを解説しますので、ご自身を振り返ってジョブ・カードを記入してみてください。なお、各記入サンプルも掲載していますので、ご参考にしてください。

解説動画

様式1-1キャリア・プランシート
(就業経験がある方用)

「様式1-1 キャリア・プランシート(就業経験がある方用)」の記入について説明します。

最初の記入項目の「価値観、興味、関心事項等」の欄には、これまであなたが経験してきた仕事を振り返って、自分ががんばってきたこと、仕事に対する価値観やこだわり、やりがい、などを具体的に記入します。また、これから仕事をする上で、興味や関心を持っている事柄などを記入します。

「強み等」の欄には、仕事をする上でのあなたの強みを記入します。その強みがこれまでの仕事でどのように活かされてきたのかを具体的に記入します。これまでの職務経歴や学習経験を通じて得た知識や技能から、今後活かしていきたいと思う強み、なども書き出します。また、自覚している弱みがあれば、それを今後どのように克服していくのか、などを記入しても良いです。

「将来取り組みたい仕事や働き方等」の欄には、これまで記入してきたことを踏まえて、今後やってみたい仕事、職種、働き方、仕事で達成したいことや目標、などを記入します。できれば5年後、10年後、などの期間を区切って、あなたのキャリアの将来像を具体的にイメージして書いていきます。

「これから取り組むこと等」の欄には、将来像を実現するために、習得すべき知識や技能、資格、あるいは向上させたい能力などを、今後どのように獲得していくのかの実行計画を具体的に記入します。ジョブ・カードの作成が必須となる職業訓練を受講する方は、この欄には、受講する訓練名や教育訓練機関名、受講開始時期などの訓練内容について、そして訓練終了後の就業についてなどを記入していきます。

最後の「その他」の欄には、まだ書ききれていないことで、重要だと思うことがあれば記入します。自己PRなどを記入してもよいでしょう。また、キャリアコンサルタントに相談したいことがあれば書き出してもよいです。

本サイトには記入サンプルを掲載していますので、参考にしてみてください。

様式1-2 キャリア・プランシート
(就業経験のない方、学卒者等用)

「様式1-2 キャリア・プランシート(就業経験のない方、学卒者等用)」の記入について説明します。

この様式は3ページで構成されています。
1ページ目(第1面)は、「学校の課程で関心を持って取り組んだこと・取り組んでいること」を記入します。上段に正式な学校名を記入し、その下段に関心を持って取り組んだ科目・講座・卒業論文のテーマなどを記入します。「関心を持った理由、内容」の欄には、なぜその科目・テーマ・論文に関心を持つようになったか、そのきっかけや理由などを記入します。「学んだこと、得られたもの」の欄にそれを通じて学んでこと、習得できた知識・技能・経験などを記入します。

2ページ目(第2面)にある「学校のキャリア教育で実施される科目・プログラム、インターンシップ(正課)への参加・取組状況」の欄は、あなたが学校で受けたキャリア教育があれば同様に記入します。

2ページ目(第2面)にある「学校の課程以外で学んだ学習歴」の欄は、あなたが学校以外で受講した講座や習い事などがあれば記入します。

2ページ目(第2面)にある「社会体験その他の活動(サークル、ボランティア活動、正課目外のインターシップ、留学、アルバイト、その他の活動)」の欄には、あなたが学校以外で行った活動について記入します。

3ページ目(第3面)にある記入項目は、「様式1-1 キャリア・プランシート(就業経験がある方用)」の記入項目と同じ内容になりますので、説明を省略させていただきます。

本サイトには記入サンプルを掲載していますので、参考にしてみてください。

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「様式2 職務経歴シート」の記入について説明します。

最初の記入項目の上段にある「期間」の欄には、その職務を行った期間、何年何月から何年何月まで、通算した就業期間である年月を記入します。
下段にある「会社名・所属・職名(雇用形態)」の欄では、「会社名」は法人格(株式会社・有限会社・一般社団法人・医療法人など)をつけた正式な名称を記入します。
「所属」は、配属された事業所名や部署名などを記入します。「職名(雇用形態)」は、一般職・主任・課長・部長などの役職名を、雇用形態は正社員・契約社員・派遣社員・パート・アルバイトなどの雇用形態を記入します。

「職務の内容」の欄は、その職務の内容を具体的に記入します。具体的に書けない場合は、1日の流れを思い出してみると、書きやすくなります。また、個人として行っていたのか、チームとして行っていたのかを、分けて考えてみるとまとめやすくなります。できるだけ人数・金額・件数・期間などの具体的な数値を挙げて記入すると分かりやすくなります。

「職務の中で学んだこと、得られた知識・技能等」の欄は、その職務の中であなたが学んだことや得られた知識・技能などを記入します。達成できた目標や成果、上司やお客様から褒められたこと、経験できたこと、習得できた技能や資格、などを具体的に記入します。
また、成功体験だけでなく、失敗したことで学んだことを記入してもよいでしょう。
ひとつの会社での就業期間が長期間になる場合は、部署ごとに項目を分けて記入しても構いません。

本サイトには記入サンプルを掲載していますので、参考にしてみてください。

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「様式3-1 職業能力証明(免許・資格)シートについて説明します。

最初の記入項目の上段にある「免許・資格の名称」の欄には、取得した免許・資格の正式名称を記入します。
下段にある「取得時期」の欄には、その免許・資格を取得した年月を記入します。

「免許・資格の実施・認定機関の名称」の欄には、その免許や資格を実施認定した機関の正式名称を法人格(財団法人・一般社団法人・株式会社など)を含めて記入します。

「免許・資格の内容等」の欄には、免許・資格の内容を記入します。なぜ、その免許・資格をとろうとしたのかなどの理由を記入するのもよいでしょう。

免許・資格の正式名称や認定機関名などは、免許証や認定証あるいはホームページなどで調べて、正しいものを記入するようにしてください。
仕事に直接関係がないような免許・資格でも、将来必要になることがあるかもしれませんので、すべて記入しておいた方がよいでしょう。

本サイトには記入サンプルを掲載していますので、参考にしてみてください。

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「様式3-2 職業能力証明(学習歴・訓練歴)シートについて説明します。
最初の記入項目の「期間」の欄には、入学から卒業までの期間を年月で記入します。
次の上段の「教育・訓練機関名」は、いわゆる学校名を正式な名称で記入します。下段の「学科(コース)名」の欄には、学んだ学科やコース名などを記入します。

「内容等」の欄には、その学校で学んだ授業の内容、得意だった科目や好きだった科目などを記入します。また、クラブ活動などの課外活動を記入してもよいです。

語学学校や自己研鑽として自発的に取り組んできた講座や習いごとなどもあれば記入します。また、資格取得に結びつかないものでも記入してみましょう。

会社の内外で受講した研修・講習会・セミナーなど、仕事に関連するものがあれば、それも記入してみましょう。

本サイトには記入サンプルを掲載していますので、参考にしてみてください。